謙虚になる

 朝,嫌な(?)夢で目覚めた.某大学の某君(実はhrsnbykの高校剣道部後輩の兄貴)が夢に出てきて,最近日本で見ないと思ってたらどうやら海外に留学してるらしく(実際のところはどうか知らない),すっかり立派になって,「hrsnbykももっと精進せないかんよ,偉いさん(夢の中ではKen Nakayamaだった)にもしっかりと名前を覚えてもらえるような研究者にならないかんよ」と諭された.嫌な気分というのはおかしいな,もっと謙虚な姿勢で頑張らねばならないな,素直に思った(と同時にあせりを感じた).最近は若い人でもばんばん優秀な方たちがいて,とてもhrsnbykはかなわない.できる限りの努力はしているつもりだが,いやいやまだまだ足りない.根本的な能力でかなわないのだから,人一倍の努力が必要である.
 上の話にも関連してのことだが,最近hrsnbykは自身が本当に何やって生きてきたのか疑問に思う.幼稚園,小学生の頃は日が暮れるまで外で遊びほうけたものである.だからテレビなんか見なかったから,今になって昔のテレビの話題でみんな盛り上がっていてもついていけない.中学生の頃のことはとんと覚えていない.高校生の頃はダビスタばっかりやってた.運良く大学には進学できたが,一般教養なんぞテストがあるものは選択せず,レポート課題の講義しか選ばず,さらにはレポートの課題を聞きにしか出てなかった.おかげで未だに基本的な教養が全くない.それにクラブ(剣道部)ばっかりやっていた.全くの初心者(高校3年に3ヶ月くらい所属しただけ)だったし,努力する才能がなかったhrsnbykは,むしろ麻雀に精を出していた.麻雀と酒に溺れた学部時代だった.そんなこんなで努力をすることを避けてきた.理由は単純である.『頑張ったのに結果が出なかったら嫌だから,結果が出ないのを頑張らなかったことに帰属したかったから』である.本当に呆れた人間だ.今になってもっと努力しておくべきだったと思っている.
 剣道部時代の一つ上の先輩Tさんの好きな言葉が印象的である.『天才とは,努力に耐え得る無限の力である(出典不明な上に,細部が間違っている可能性あり)』.この言葉を胸にこれから頑張っていこうと思う.



 さて,今日はとある事情で両親が京都にやってきた.ということで,昼ご飯を一緒に食べた.まだ元気そうではあるが,すっかり老け込んだ感じがある.幸いhrsnbykの両親は健在であるが,あの歳になれば,いつ倒れてもおかしくはない.だからこそ,hrsnbykは早く一人前にならねばならぬ.

 ぷよりは学会でうまくいったようである.懇親会ではO山T大先生と「AtkinsonがBraddickに詰め寄ってた」話で盛り上がったようだ.有名な先生に名前を売っておくことは悪いことではないと思う(露骨にやるヒトは大嫌いだけどね).

F1日本グランプリの予選の録画が夜中に放映されていたので見ながら寝てしまった.