さてそろそろ

大学に行きますか.



とは言っていたのが16:00頃,実際に大学来たのは18:00頃.ダメだ.

最近,いろんなヒトのBlogたら何やらで,やらなきゃいかん仕事について優先順位をつけてメモっておくのが効果的だとの記述を目にする.そうした方がいいのかなぁ.

今日,久しぶりに書きかけたまま放置の論文のファイルを開いてみた.教官は一晩で書き上げるらしい(もちろんかなり短めの場合だが).ちょこっと細かい表現を変更してみた.それだけ.

ホークスだめかと思ってたら,なんとなんと逆転しましたか,見事.あと2連勝できますかな?

  • ふと昨晩思ったこと(+最後の段落については前からずっと考えていたこと)

 昨晩,疲れているぷよりに一方的に自分の考えを聞かせ続けて,申し訳ないことをした. Representational MomentumとかFlash Lagなんかでextrapolationみたいな話がある.しかも,(勉強不足につきhrsnbykの誤解かもしれないが)「運動してる刺激に特異的に」extrapolationしてるかのように主張されている気がする.
 確かに,運動物体をつかむのなら,先の軌道を予測して,その地点に手を伸ばすだろう.しかし,だからといって,運動物体だけ特異的にオンラインに先に進めて知覚するはずがない.第一に,先に進めて知覚しようにも,先には物理的刺激(実際の信号)が存在しないのだから知覚しようがない.第二に,静止刺激であっても網膜に投影されてから意識に上るまでには同様のdelayをともなうのだから,見てる世界は「運動していても静止していても」同じだけ遅れている.世界全体は遅れているが,その世界の中では運動・静止に関わらず,事象は同時進行しており,一方(運動)だけが先に進んでるということはあり得ない,と思う.
 繰り返しになるが,運動物体をつかむ時の予測というのは,あくまで「まだ刺激が到達していないところまで(あくまで)イメージとして時空間的に進めてみる」ことであって,「オンラインに刺激が到達していないところに当該刺激を知覚する」ことでは決してない.当たり前か….
 一般的なFlash Lagはもちろん,Sheth, Nijhawan, and Shimojo (2000) のような同一位置に呈示される特徴変化でのFlash Lag-likeな効果も,flash-initiated cycleでもFLEが生じる (e.g., Eagleman & Sejnowski, 2000) ことも全て,「位置判断開始の合図(つまりフラッシュ)から実行までのdelay+フラッシュと同時に呈示された判断対象となるオブジェクトへの逆向マスキング」で全て説明できる,と思う.初期のFLEの流れをフォローしてないから偉そうなことは言えないけど….上述の説にとって(おそらく唯一)不利なのは,spatial uncertaintyを高めると(一般的にFLEが生じないとされており,上述の説でもそう予測する)flash-terminated cycleでもFLEが生じるという知見 (Kanai et al., 2004, Vision Research) だが,これについてはspatial uncertaintyによってRM-likeな効果が生じているためではないか?というのが,現在のhrsnbykの見解である.